De hygger sig! 2008.1.25 行きはよいよい帰りはこわい!!~後編~
30分が経過した頃、滑るようにタクシー2台がスタンドに入り、
バスの前に停車。
タクシーから降りてきたのは、べろんべろんに酔っぱらった
さっきの若者達!!! 
奇声をあげ大騒ぎしながらバスに乗り込んで来るよ!
テレビで見るフーリガンみたい。
運転手からマイクを奪い、悪ふざけもいいとこ。
マイクは次々に受け渡されても、誰一人謝ってる感じじゃない。

「おいていかれたぜ〜フォー!!」もしくは、
「おいついてやったぜーフォー!!」でしょうか?

ヘルシンボリで、お酒を買いに行って乗り遅れた様子。
運転手が携帯でやり取りしていた訳もやっとわかったけど、
再び発車したバスの車内は、異常な騒ぎと不快な臭い!
「お酒だけ飲み過ぎた騒ぎじゃないやろ!」
日本ではまず見た事もない騒ぎっぷりです。
他の乗客にもビールをふるまい、善良な乗客も巻き込む作戦に出た。
ゲイのカップルが陥落!一緒に飲んでいるではないか!

「恐いよ〜、次わたし?いやだー来ないで〜」
「誰かなんか言って〜。降ろすぞ!くらい言って〜」
運転手が1回、厳しく注意をうながし、あと勇敢なおばさんが
『いいかげんにしなさいよ』みたいなことを言ったけど、
騒ぎがおさまる事はなく・・・。
言ってもしょうがないと思っているのか、若者の騒ぎ方とはこんなものなのか?
寛容だな〜みんな。大人だなぁ・・・。黙って耐えるしかないのか。
酔っぱらいを40分も待つなんて、日本でありえる?
怒ってるのは私だけ???じゃないよね。

1分でも1秒でも早くコペンハーゲンに着きますように!と
祈るばかり。
やっとマルメを過ぎ、オアスン大橋を渡ったらコペンハーゲンは
すぐそこ。

でもここから別の恐怖が・・・。
とにかく風が強い! 橋が揺れてるよ〜(泣)
オアスン大橋は全長15.4km。
大型バスなのにまっすぐ走れず、蛇行しながらも飛ばしてるよ〜。
標識の速度表示は100km!
うそでしょ!? 日本だったら速度規制か閉鎖だよ〜。

「そうだ!バッグにお守り般若心経入れてた・・・」
もはやお経をぶつぶつ唱える20分。
バスは40分も遅延。またしても般若心経に救われた私は、
迎えに来てくれていたロバートとアナスと無事に会い、
「おかえり、大丈夫?」と言ってもらえた時は、本当にほっとして・・・。
「ますみは、もうバスには乗りません。次からは
高くても電車にします!!」を繰り返すのでした。

旅慣れているつもりでも、安全と言われる北欧でも
時に恐い思いをしたり、トラブルと遭遇します。
旅先では「ここは日本じゃない!」と気を引き締めている
つもりでも不可抗力のトラブルに巻き込まれるやもしれません。
旅は楽しい程、心浮かれ無防備になるものです。
いい人にばっかり出会った後は、特に人を信用しやすかったり。
油断は禁物。言葉が通じない分アンテナをピンと立ててね。
うちのおばあちゃんの口癖・・・
「大難は小難に、小難は無難に」
帰りのバスの出来事も、私に被害は及ばず無難に終わったのかもね。


masumi
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